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ドッグフードの賞味期限とは?正しい保存方法と健康リスク

賞味期限とは何か?

賞味期限とは「美味しく安全に食べられる期間」を示す表示であり、食品の品質が一定水準を保つことが保証されている期間のことを指します。ドッグフードの場合、賞味期限を過ぎたからといって即座に食べられなくなるわけではありませんが、保存状態や保管環境によっては品質劣化が早まるため、期限内に消費することが推奨されます。

特にドッグフードは脂質を多く含んでいるため、酸化しやすく、賞味期限を過ぎると風味が落ちるだけでなく、栄養価の低下や健康に悪影響を及ぼすリスクが高まります。脂質の酸化はフードの味や匂いを変え、愛犬の食いつきにも影響を与えますので、飼い主としてはしっかり管理したいポイントです。

ドライフードとウェットフードの賞味期限の違い

ドライフードは水分含有量が10%前後と低いため、酸化や腐敗のスピードが比較的遅い特徴があります。そのため、未開封の状態であれば数ヶ月から1年程度の賞味期限が一般的です。ただし開封後は空気に触れることで酸化が急速に進むため、できるだけ早く(理想的には1か月以内に)使い切ることが望ましいです。

一方でウェットフードは水分含有量が70%以上と高く、未開封でも賞味期限が半年程度と短く設定されています。さらに開封後は腐敗しやすいため、冷蔵庫で保存し、2~3日以内に消費する必要があります。ウェットフードは風味が良く嗜好性が高い反面、管理が難しいため注意が必要です。

劣化を防ぐ保存方法のポイント

  • 密閉保存:ドッグフードは空気や湿気に触れると酸化やカビの原因になるため、ジッパー付き保存袋や密閉容器に入れて保管しましょう。
  • 直射日光を避ける:高温や湿気はフードの劣化を早めるため、涼しく乾燥した場所での保管が基本です。特に夏場は冷暗所に置くことをおすすめします。
  • 小分け保管:開封後は一度に大量を出さず、食べる分だけ取り出すことで酸化や湿気の影響を抑えられます。
  • 清潔なスプーンの使用:食べ残しを直接袋や容器に戻さず、必ず清潔な道具を使って給餌することで細菌の繁殖を防げます。

酸化による健康リスクについて

ドッグフードの脂質が酸化すると、過酸化脂質という物質に変化します。過酸化脂質は体内で活性酸素を発生させ、犬の細胞を傷つける原因となることが分かっています。これにより免疫力が低下し、慢性疾患や炎症のリスクが高まる可能性があります。また、酸化臭が強くなると、愛犬はその匂いを嫌って食べなくなるケースも少なくありません。

このように、酸化したドッグフードを与え続けることは、愛犬の健康を損なう恐れがあるため注意が必要です。

まとめ

ドッグフードの賞味期限を正しく理解し、適切に保存することは愛犬の健康維持に欠かせません。特に開封後は空気や湿気、温度管理に気を付けて、酸化や腐敗を防ぐ工夫をしましょう。密閉容器で保管し、涼しい場所での保存、小分けにして使い切ることが基本です。

毎回新鮮なフードを与えることで、愛犬の食いつきの良さや体調の安定につながります。愛犬の健康を守るために、ドッグフードの賞味期限と保存方法には十分に気を配りましょう。

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